日本語教育&日本語学習お役立ちサイト〜文章解析〜

日本語教育&日本語学習に役立ちそうなサイトの紹介です。
文章解析編です。

 





jReadability 日本語文章難易度判別システム

https://jreadability.net

 

日本語の文章の難易度を6段階で判定してくれるシステム。
主に読解教材の作成に使えそうです。

 

その仕組みはというと、日本語教育の教科書やコーパス等の基準テキストを、言語処理のツールで解析し、導き出した計算式を使用しているそうです。

 

例えば、次のニュース記事の文章を解析してみます(2018. 4. 27 朝日新聞社『酒に弱い日本人が増えるよう「進化」遺伝情報から判明』(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180426-00000086-asahi-soci))。

 

 日本人の遺伝情報を調べたところ、お酒に弱い体質の人が増えるよう数千年かけて「進化」してきたことが、理化学研究所などの分析でわかった。詳しい原因は不明だが、アルコールに弱い体質が何らかの理由で環境への適応に有利に働いたとみられるという。24日付の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに発表した。

ここにテキストをコピペすると…

 

jReadability1

 

難易度、品詞構成などの情報を知ることができます。
文章に含まれる語のバランスがわかるのは便利かと。

 

jReadability2 jReadability3 jReadability4

 

さらに、テキスト詳細を見ると、一つ一つの言葉と表現のレベル判断が一目瞭然です。

 

jReadability5

 

 

ニュース記事を利用する時や、一から作成するときなど、各々の感覚で難易度を判断するより何かに基づいた方がいいと個人的には思います。

 

ただし、実感が伴わないことも。

 

例えば、上の文章では「調べたところ」の「ところ」が初級後半と判断されていますが、この場合の意味機能は初級では一般的に学ばないのでは、と思います。

 

サイトにも「間違うことがある」と明記されているので、実際に使用する場合は現場の学習者に合うように個々人で判断する必要があると思います。

 

ですが現段階の言語処理システムの解析結果を知ることができるだけでも参考になります。

 

将来AIが日本語教師を務めることになるとすれば、学習者のレベルに合った発話を可能にするために、このような言語処理システムが組み込まれるのでは??

 

ちなみにこのシステムを開発している方が書籍を出されています。
おもしろそう!!!

 

 

なおjReadabilityについての詳しい情報は先方までお問い合わせください。